【家業を継ぐ】先代(親)と話し合っても問題は解決しない理由。

みなさんこんにちは。涌田義信です。

 

このブログは

・家業を継ぐ上で親子の関係に悩んでいる。

・家業を継ぐ上で、親が目の上のたんこぶになっている。

・2代目・3代目の後継者として、先代との関係に悩んでいる。

 

という方に向けた内容です。

 

家業を継いでいく上で、切っても切れないものが先代、つまり親との関係です。

 

スムーズに身を引いていく先代もいれば、

目の上のたんこぶのように会社に居座る先代もいます。

 

ひどい場合には、利益だけを吸い上げて自分のためにお金を使っているような先代もいるかも知れません。

 

この時に、実際に家業を継いでいる、またはこれから家業を継ぐあなたはどう思うでしょうか?

 

早く引退してほしい。

会社に残るのなら、経営者として正しい行動をしてほしい。

自分の待遇をもっと改善してほしい。

 

色々と思うところがあると思います。

 

某お悩み相談サイトなどでは、「先代とよく話し合いましょう」

という解決案がベストアンサーになったりしていますが、

実はそれでは家業を継ぐ時に発生する先代との問題は解決しません。

 

なぜなら、相手と話し合って問題を解決しようとすると、

相手は逆に変わろうとしなくなるからです。

 

プッシュ・プッシュバックの理論

 

人間は誰かに自分を変えるように働きかけられた時、逆に変わろうとせずに、

相手の意見を力ずくではねつけるような心理状態が発生します。

 

これを心理学では「プッシュ・プッシュバック」と言います。

 

つまり、相手を変えようとすればするほど、相手は変わらなくなるということです。

 

あなたがいかに良い提案をしたり、家業の未来のためを思って働きかけても、

先代(親)の思考や行動を変えることを目的としていた場合、相手は逆に意固地になってしまうのです。

 

そしてこれは年齢を重ねるにつれて強く働くようになってきます。

「キレる老人」という言葉が知られるようになったのも、その老人の行いが良いか悪いかに関わらず、

老人を変えようとする働きかけをしたことで、無意識に敵対的な感情を表してしまうのです。

 

今の状況は良くならないのか?

 

しかし、そうは言ってもあなたは「今の状況をなんとか良くしたい」と思いますよね?

 

ですが相手を変える働きかけは無意味どころか、逆効果であることは先ほどご説明しました。

では、あなたの今の状況を改善していくにはどうしていけば良いのでしょうか?

 

あなたの先代との悩みを解決していくには、その悩みの”明細”を見ていく必要があります。

 

悩みの明細

 

悩みの明細とは、あなたが今抱えている先代との問題の中身が

 

経営者としての問題なのか、親子の問題なのか?

 

ということです。

 

例えば、

 

先代が経営方針や事業内容であなたの意見を採用してくてない。

 

という悩みがあるとします。

 

なぜ先代はあなたの意見を採用してくれないのでしょうか?

 

1つ目の理由として考えられることが、「経営者として、あなたの意見に魅力を感じない」という理由です。

そして、2つ目に考えられる理由として、「子どもの意見を採用したくない」という理由。

3つ目が「ただ単に新しいことをやることが面倒」という理由。

 

このように1つの悩みをとっても、その悩みの原因は細分化されていきます。

 

細分化した後に浮き上がる本当の問題。

 

さて、例としてあげた

 

先代が経営方針や事業内容であなたの意見を採用してくてない。

という問題は、一見して先代の性格のように見えます。

 

しかし、悩みの明細を作ってみるとあなたの悩みの根本的な原因が見えてきませんか?

 

「経営者として、あなたの意見に魅力を感じない」

 

1つ目の「経営者として、あなたの意見に魅力を感じない」という理由の場合、

先代は経営者として、あなたの意見を吟味した上で採用していない可能性があります。

 

では、あなたにできることはなんでしょう?

 

先代が魅力を感じるような提案を生み出すことがもっとも簡単な解決方法です。

もちろん、先代がどんなものを魅力的に感じるかは、その人によるでしょう。

 

ですが、あなたの提案次第で今まで”No”といってきた先代が、すんなりと”Yes”と返事をしてくれるかも知れません。

 

「子どもの意見を採用したくない」

 

2つ目の「子どもの意見を採用したくない」という理由の場合はどうでしょうか?

 

なぜ、親は子供の意見を採用したくないのか?

それは、簡単にいうと「先代にとって、あなたはいつまでも子供だから」です。

 

もっとわかりやすく言えば、

子供であるあなたが、親である自分よりも良い意見を言うはずがない。

というある意味強力な固定観念が先代にあるからです。

 

親にとって子供はいつまでも子供。

 

という言葉がある通り、親は子供に頼られたい生き物なのです。

詳細はこちら

 

子供が自分よりも良い考えを持っているはずがない。というある意味強烈な固定観念を破っていくには、

先代の協力を取り付けることが一番です。

 

親は自分が頼られることに対して、悪い気はしないはずです。

色々なアドバイスをしてくれるかもしれません。

 

そして、協力を取り付けるときに必要な考えが、1つ目の理由の時にも述べた、

 

先代が魅力を感じるような提案を生み出すこと。

 

を意識する必要があります。

 

「ただ単に新しいことをやることが面倒」

 

最後に、3つ目の理由である「ただ単に新しいことをやることが面倒」というもの。

 

こうなってくると、ある意味経営者としての資質に疑問も浮かんできますが、そこは一旦置いておきましょう。

 

大切なことは、基本的に人間は「失敗を恐れる生き物」だということです。

 

新しいことをやる=失敗のリスクが必ず付きまといます。

失敗でなくても、「今までやったことがないことをやる」という行動には、人は必ず抵抗を感じます。

 

これはある意味人間の本能的な部分です。

 

そして、ここでも「親」という人間性が顔を出します。

 

いかにあなたの新しい案が「危険なものか」、「無駄なものか」を訴えて、リスクを回避する思考が

自分、家族、会社を守るためだという理論であなたの意見を潰そうとするのです。

 

そして、先代(親)は、それが本当にあなたのためであり、会社のためだと思っています。

こういう相手にあなたの意見を認めてもらうためには、

 

あなたの案が会社全体に影響を与えない、独立採算でできるような状態にすることが1番かもしれません。

「失敗した時の損失が会社に被害を与えない。」「責任は会社、先代にまで及ばない。」

というくらいのプランを立てて、交渉しなければYesを引き出すことは難しいかもしれません。

 

先代を変えるための共通項

 

いかがでしたでしょうか?

 

このブログでの例以外にも、色々な問題で先代との関係で悩んでいる人も多いと思います。

 

僕がお伝えした解決案は、一見今まであなたがやってきたような、

「相手を変える」働きかけ

のようにおもえるかもしれません。

 

ですが、1つ決定的に違う、そして全ての解決案に共通するものがあります。

 

それは、「自分を変える」ということです。

 

あなたが先代と抱える問題について、あなたが考えて考えて、自分自身の考え方を変えた上で、

先代に交渉するのです。

 

一度突っぱねられた案の正当性をいくら述べても、相手は変わってくれません。

 

なぜ自分の案が否定されたのか?

どの部分を否定したのか?

その裏には、先代のどんな心理があるのか?

 

これらを考えていけば、おそらく今あなたが先代との間に抱えている問題の違う側面が見えてくるはずです。

 

違う側面が見えた時、それはあなた自身が変わっている証拠です。

 

コーチングの大原則

 

今回のブログでお伝えした内容は、コーチングの大前提である、

「変わるのは、まずは自分」という理論です。

 

世の中や、他人に不満を持っていて、いくら自分以外のものを変えようとしても、

プッシュ・プッシュバックは必ず働きます。

 

変わるのは自分です。

 

そして、自分を変えることが、あなたが幸せになるための1番の近道です。

 

あなたにとって理想の家業を築いていくために、まずは自分から変わりましょう。

 

それでは。

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