【2代目社長の悩み】言うことを聞かない社員とはどう向き合う?

みなさんこんにちは。涌田義信です。

 

後継者として日々試行錯誤をされている、

2代目・3代目社長の悩みで多いものが、

 

社員が言うことを聞いてくれない。

 

というお悩みです。

先日、知り合いの2代目社長と食事をする機会があったのですが、

 

社内で重要なポジションにいる社員の一人と、

商品の販売方針でなかなか意見が折り合わない。

 

という話がありました。

 

外部の人間が聞けば、

「社長の意見に従わない社員ってどうなの?」

と思われるかもしれませんが、

 

その社長は

「従業員がみんな幸せになる」

という目標を掲げている素晴らしい方なので、

その社員との関係に悩んでいるようです。

 

今日はそんな、

 

社長の言うことを聞かない、反発をする社員とどう向き合うか?

 

という問題に、

コーチングの視点から考えるべきことをお伝えします。

 

社長と社員の目標は同じはず。

 

先ほどの社長の例で言うと、

実は、社長も社員も共通した目標があります。

それは、

 

「自社の商品をたくさん売る」

 

という目標です。

 

共通の目標(ゴール)があれば、

その共通の目標に向かって進んでいけるはずなのです。

 

ですが、

その目標を掲げる理由と、

たどり着いた後の姿に

社長と社員の意見の食い違いがある時、社員からの反発が起こります。

 

どういうことかと言うと、

 

社長は、

世の中に貢献する。社員を幸せにする。

自社商品が広まることで、たくさんの人を幸せにする。

という大きな目標があります。

 

その途中の道に、「商品がたくさん売れる。」

という途中の目標(ミドルゴール)がある状態です。

 

だから、自社の商品がどのように広まるか、

どのような形で売られるかにもこだわります。

 

不本意な販売方法や価格で売られてしまうと、

社長の最終的な目標に到達できないからです。

 

社員もゴールを「理解」しているが「共感」は?

 

会社にとって大切なこと。それは、

社長と社員の間で目標(ゴール)を共有することです。

これは、いろんなビジネス本にも書いてあります。

 

そして、今の時代ほとんどの会社が研修などで、

会社の目標を社員と共有することに取り組んでいるので、

ほとんどの社員が社長のゴールを「理解はしている」でしょう。

 

ですが、そのゴールに

「自分も一緒に達成したい」という共感があるか?

と言われたらどうでしょう?

 

おそらく、ほとんどの社員の方は、

社長の最終的なゴールには理解はあっても、

「一緒に達成するんだ!」という強い共感まではしていないでしょう。

 

だからこそ、その社員の最終的なゴールは、

「商品をたくさん売ること」で止まっているはずです。

 

 

社長のゴールを社員に共感してもらう。

 

たとえ最終的な目標が違っても、

「たくさん売る」という1つの共通する目標があれば、

社員との関係もうまくいく場合があります。

 

それは、

社長に絶対的なカリスマ性や権力がある時です。

 

ですが、

このカリスマ型や権力集中型の社長は

2代目3代目の後継者は向いていません。

 

家業の後継である彼らのほとんどが、優しい性格の人だからです。

 

では、どうすれば社員との摩擦を解消していけるのか?

 

それは、

社員に、社長のゴールに共感してもらうしかありません。

 

批判はプラスである。

社員にあなたのゴールに共感してもらう前に、

お伝えしたいことがあります。

それは、

 

社員の反発は、会社にとって良いことであるということです。

 

なぜなら、先代から経営者が2代目、3代目であるあなたに変わったことで、

会社の仕事のやり方や、経営方針が変化している証拠だからです。

 

人は本質的に変化を嫌う生き物です。

 

社員から何も反発がない。反対意見が出ないということは、

先代から何も会社が変わっていないということです。

 

逆に反発や反対が強烈な時は、

それだけあなたが会社を変化させようとしている証拠とも言えます。

 

なので、

社員からの反発や反対は決して悪いことではない。

ということをまず心に止めてください。

 

社員とゴールを共有するための2ステップ。

社員たちがあなたのゴールに共感するためには、

2つのステップがあります。

 

1つ目のステップは、

今の社員が持っているゴールを更新すること。

 

2つ目は、

社長のゴールに対してリアリティをもってもらうこと。

 

この2つのステップをクリアすれば、

必ず社員もあなたのゴールに共感してくれるはずです。

 

①社員のゴールを更新する。

 

あなたのゴールに共感できない社員の多くは、

ゴールの抽象度(視野)が非常に低い(狭い)ことが多いはずです。

 

売上をあげたい。

商品をたくさん売りたい。

もっと収入が欲しい。

もっと休みが欲しい。

 

などの、

「自分のためだけのゴール」

です。

 

社員が自分のためだけのゴールに止まっていると、

あなたのゴールに共感してくれません。

 

なぜなら、社長であるあなたの目標は、必ず、

「他人の喜び」が入っている抽象度の高いもののはずだからです。

 

他人の喜びという、

広い視野があれば、自分の喜びを様々なところで見つけることができます。

 

ですが、

自分の喜びだけに固執してしまうと、お金・自由・名声・地位などの

非常に小さな部分でしか喜びを感じられないし、

その小さなものに固執してしまいます。

 

まず、社員のゴールに「他人の喜び」という広い視野を組み込むような

アプローチをしていきましょう。

 

②社長のゴールにリアリティを持つ

 

2つ目のステップは、社員自身のゴールを更新した後、

社長であるあなたのゴールが達成した世の中にリアリティを持ってもらう。

ということです。

 

つまり、あなたのゴールが達成したら

どんな感情になり、

どんな体験ができるのか?

 

ということを、リアルにイメージしたり、体験してもらうのです。

 

人間は感情の生き物です。

そして、リアルにイメージできるものにしか共感する事ができません。

 

関東や紀伊半島、根室沖に

30年以内に必ず大地震がくるとわかっていても何も対策が進まないのは、

リアルにその被害や恐怖をイメージできないからです。

 

逆に言えば、リアルなイメージを持つ事ができさえすれば、

人間は非常に大きなパワーを生み出します。

 

「銀行が倒産する」というまことしやかなデマが流れるだけで、

健全な経営状態の銀行が本当に潰れてしまうほどのパワーです。

 

つまり、あなたのゴールが本当に社員自身も周囲も幸せにするという

リアリティを社員が持ってくれれば、あなたのゴールに社員が共感し、

大きなパワーを生み出します。

 

そのために、

 

現段階で可能なあなたの小さなゴールを社員たちと共有し、

そのゴールを達成した結果をみんなで分かち合う。

 

というステップを踏んでいく事が良いでしょう。

昇給やボーナスという形でも良いかもしれません。

 

小さなゴールから、社長、つまりあなたのゴールが

自分も社員も、世間もハッピーにするものである。

という証拠を積み上げていくのです。

 

この積み重ねが「達成すれば、最高の未来が待っている」という

リアリティに繋がるのです。

 

この2つのステップができれば、あなたも社員も、そして周りの人も

みんなが幸せになるゴールを会社で共有できるはずです。

 

いつまでも言うことを聞かない社員はどうすべき?

どれだけあなたが努力しても、

「いつまでも反発する社員」は、必ず出てきます。

 

そして、

その反発し続ける社員はかなり有能である場合が多いです。

 

先代の頃に、社長の右腕として活躍していたり、

会社の根幹となる技術を持っている社員である場合もあります。

 

こういった有能な社員ほど、抽象度の高いゴールを独自に持っています。

 

ではどうするか?

それは、

あなたから遠ざけてしまう。

ということも1つの選択として頭に入れておきましょう。

 

つまり、

 

違う会社で働いてもらうということです。

 

なぜなら、彼らは抽象度の高い別のゴールを持っています。

それはそれで素晴らしい事です。

 

ですが、あなたの会社では彼らのゴールを達成することは

できないかもしれません。

もちろん、より抽象度の高い部分で共通するゴールが見つかれば、

それに向かって協力し合えるでしょう。

 

 

ですが、一番怖い事は彼らが

あなたの会社の「ドリームキラー」となって、

互いのゴールを達成するための成長を阻んでしまうことです。

 

※ドリームキラーについてはこちら

家業を継ぐあなたの前に現れるドリームキラー

 

万が一その社員が会社を去ったとしても

あなたのビジョン、ゴールに共感してくれる社員が、

その穴を埋める成長を必ずしてくれます。

 

または、

外部から、あなたのゴールに共感する人が現れます。

 

これは

パラダイムシフトといわれるもので、

今までの古い習慣から一気に、

あなたのビジョンを達成するにふさわしい会社に変化させるチャンスになるのです。

 

もちろん、何も話し合いもせずに、

あいつは俺に共感しないからダメだ!

ということはいけません。

 

社長は、もっとも高い抽象度で物事をみる人物です。

 

ですが、社長として、経営者として、

譲れない一線を相手が理解できないのなら、

その社員とあなたは、一緒にゴールを目指すことはできません。

 

そして、その社員に囚われているということは、

社長であるあなたが、現状に囚われている証拠です。

 

社長たるもの成長を求めましょう。

社長たるもの、ビジョン(ゴール)を置いましょう。

社長たるもの、情熱を社員と共有しましょう。

 

それが、後継者としての2代目3代目社長のあるべき姿です。

 

それでは。

 

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