【2代目社長の生き様】 知識を得てビジョンと共感を得る

皆さんこんにちは。涌田義信です。

昔からいる、いわゆる古参の従業員達が、2代目社長(社長の息子)が入社することで

感じる不平不満や悩みの最たるものが、

 

汚れ仕事や地味な仕事をやりたがらない。

 

つまり、

 

仕事を選ぶ。

 

ということです。

 

社員達からすれば、社長の息子といえど新入社員であり後輩です。

いくら将来の社長だからといって、今の立場は下っ端になるわけですから、

 

ほかの社員同様、下積みとしてどんな仕事もやるべきではないのか?

 

という考えが生まれるのは当然です。

 

しかし、当の次期社長からしてみれば

 

俺には他にやらなきゃいけないことがある!

 

という考えがあったりします。

 

さらに、社員は、ほかの新入社員であれば

仕事が出来なければ指導する。怠慢があれば叱ることもできますが、

「社長の息子」という存在である以上。、なかなかそうもいかないのが現状です。

 

本来なら、その時に頼りになるのが今の社長なのですが、仕事を選んでしまう息子を持つ現在の社長に限って

 

「まぁ、あいつもいつか気づくだろう」

 

と、周囲から見れば「甘やかしてしまう」というタイプの人が多いのが現実です。

 

そもそも、次期社長は細かい仕事、地味な仕事。または肉体的・精神的に辛い仕事、

いわゆる下っ端仕事をやるべきなのでしょうか?

【2代目社長の生き様】 知識を得てビジョンと共感を得る。

 

結論から言えば、

マスターする必要はないが、経験はしておくべき。

 

です。

 

経営者たるもの幅広い知識が必要ですし、

現代ではひとつのことに囚われるような思考は、経営者として非常に危険です。

 

ですから、様々なことを自分で経験することでたくさんの知識を得て

広い視野で物事を見られる能力を高めたほうが良いからです。

 

肉体労働や、単純な仕事を反復して何の知識が得られるんだ?

 

と思う2代目社長もいらっしゃるかもしれませんが、

 

そもそも経営者に必要な知識や視点とは何でしょうか?

 

ここに誤解があれば、どんな経験や学びも無意味なものになってしまいます。

 

経営者にとって知識とは?

 

まず、経営者にとって必要な知識には2つのタイプがあります。

その2つとは

  1. 学術的知識。
  2. 体験から得る知識。

 

です。

1つ目の学術的な知識ですが、

 

これは,

本を読んだり学校で学んだことで得られる知識です。

 

例えば、僕の場合であれば、

医薬品のどの成分がどんな症状に効くのか?

とか、

人が判断する時に脳がどうゆう順番で働いていくのか?

そして、今の世の中はどのよう形で成り立っているのか?

などのいわゆる、

 

システム

 

の部分です。

 

どんなシステムをどのように使えば、会社や自分、そして世の中をより良くできるのか?

という組み立てを考える場合に必要な知識です。

 

そして、2つ目の体験から得る知識ですが、

これは様々なことを経験することで、

 

自分には何が必要なのか。

自分になかった視点。

今までの自分の考えでは思いもしなかったようなこと。

 

を得ることができます。

 

これは実は、

1つ目の学術的な知識につながります。

 

学術的な知識が点だとすると、それを線にするのが体験から得られる知識です。

 

つまり、技術的な専門職であれば、点を深く掘り下げるだけで良いかもしれません。

ですが、経営者という多角的で広い視野が必要な職業では

ある程度の点の深さと線の広さが重要になってきます。

 

ビジョンを描くための下積み。

 

僕は以前から、2代目社長・経営者として

ビジョンが大切だと散々言っています。

 

最近のブログでは、ほぼビジョンの重要性しか

書いていないと言ってもいいくらいです。

家業後継者の成功を阻む勘違いとは?

【2代目社長になる】親の会社を継ぐべきかどうか悩むあなたへ

しかし、

どうやってそのビジョンを描くのかがわからない。

という声も多くあります。

 

特に日本人は、過去の学校教育で

与えられることが習慣になっているので

自分で描くこと。

が苦手です。

 

自分でビジョンを描くためには

線をどんどん広げて繋いでいくことが大切なんです。

 

下積み仕事は線を線を描くためにやろう。

 

では、本題の2代目社長は下積み仕事をするべきなのか?

この答えは

 

あなたのビジョンをより明確に、そしてよりリアルに描くためにやったほうが良い。

 

と僕は思います。

そもそも、自分の会社の社員が普段どんな仕事をしていて

そこにどんな改善の余地があって

改善していけば会社や世の中がどうなっていくのか。

という視点を持つためには、

体験的な知識がなければビジョンが描けません。

 

現場を見るだけ、人から話を聞くだけでは

思考の偏りが生まれますし、何より

改善策を提案しても、実際に現場で働いている社員からの

反発が大きくなります。

 

人間はそもそも変化を嫌います。

そしてさらに、

お前に俺たちの何がわかる。

 

という感情の部分で、反発してしまうからです。

これでは、いかにあなたのアイデアが素晴らしくても

採用されません。

 

そして、たとえそのアイデアを強行で採用したとしても

実際にどのように運営していくのか?

運営した時にでてくる問題点や、解決策をあなたが

判断することができないのです。

 

人は身内の意見を素直に聞く習性がある。

 

プロ野球の世界でも、元野手の監督が

バッティングピッチャーを買って出たりするのは

投手や捕手の感覚を知るためです。

 

ただピッチャーの投球やキャッチャーに

口だけで指導しても

お前に何がわかる。

という選手の反発が生まれるからです。

 

もちろん、選手はその反発や不満を口には出しませんが、

心の中で反発し、あなたのアイデアを素直に受け入れるかどうか

の判断ができなくなってしまいます。

 

人間は、同じ境遇を経験し、それを乗り越えたり、

同じ悩みを持つ人に共感し、学びを得ようとします。

 

2代目経営者は、同じ経営者の本や話を聞きたがるのと同じです。

現場も、同じ経験や苦しみを共有した人の意見であれば

素直に聞くことができます。

経営者として、会社の指揮を取り、方向性を示していくのであれば

社員からの共感を得ることは間違いなく大切です。

 

人の話を聞くときは、同じ経験をしたと想像する。

 

そして、 社員があなたに共感を示すことと同様に

あなたが他人に共感を示すことも同じように大切です。

2代目社長や後継者にありがちな思考が

 

お前の頃とは状況が違う。

時代が違う。

 

という、反発です。

先代社長や、古参従業員、そのほかでも

あなたにアドバイスや指導をしてくれるひとに対して

 

そんな考えや、やり方は昔しかできない。

とか

今は状況が違うから参考にならない。

 

などと、感情で突っぱねてしまうのは非常にもったいないことです。

 

たとえ、人からのアドバイスが時代遅れで、今とはことなる発想でも

その人が過去に同じような経験をした(と思える)状況だから

アドバイスをしているのです。

つまり、そのアドバイスはすでに線になって生まれたものですから

学術的知識と体験から得た知識が合わさった(具体的な)ビジョンである可能性があります。

 

他人のビジョンは、あなたの思考を大きく飛躍させ

現場を突破するビジョンを生み出す素材になります。

 

ですから、どれだけ的外れで、全時代的な考えやアドバイスでも

一度あなたの頭に入れてみて、噛み砕いてみてください。

 

そのうえで、あらたな視点、ビジョンができれば最高ですし、

どう考えてもあなたのやり方にそぐわないのであれば

採用しなければ良いだけの話です。

 

そして、たとえ採用しなかったとしても、あなたの頭の中には

新しい線が出来ています。

その線はまた違ったところで、ビジョンを描くための

ピースになることも往々にしてあります。

 

まずはどんなことも経験して、あなたの身内を増やしましょう。

そして、どんどん身内を増やして、沢山の線を描きましょう。

 

そうすれば、2代目社長として、経営者として

素晴らしいビジョンとアイデアを生み出す。

世の中にとって必要不可欠な人間になれます。

それでは。

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