家業の親子関係を良くするために絶対に必要なこと

こんにちは。涌田義信です。

 

今日のテーマは、

 

家業の親子関係を良くするために絶対に必要なこと

 

として、

 

・家業を継いだけど、親子関係が良くなくて辛い。

・今親子でもめていることがあるけど、解決できそうにない。

・そもそも親が嫌いだ。

という方に向けて、

 

家業を継ぐ上で絶対に外せない親子関係について、

より良い関係を親と築いていくために必要なポイント

をお話ししていきます。

 

親子関係はまずは「自覚」と「認める」ことが大切

「親についていけない」とか

「親と関係が悪いんですけどどうすればよいか?」

という内容を質問でいただくことがあります。

 

中身を聞くと、「確かにそれは辛いなー。」

という内容がほとんどです。

 

そして、ほとんどの方が、

そんな親との関係を良くしていくことを望んでいます。

 

「自分の親と仲良く、良い関係を築いていきたい」

という思いは、子供として持って当然です。

 

さらに、

「家業」という親から受け継いだ仕事をしている以上、

親との関係は切っても切れないものです。

 

ですが、質問をいただく方のほとんどが”ある勘違い”をしています。

 

それは、彼らの望みが

「揉めずに問題を解決して」

「普通の親子になりたい」

ということです。

 

ピンとくる方もいると思いますが、

これは叶わぬ願いかもしれません。

 

「普通の親子」というイメージは人それぞれですが、

「家業」というものを親子で共有している以上、

大多数の親子とは関係性が違うわけです。

 

つまり、自分は、

世間一般の親子とは違う親子関係を持っている。

ということを自覚しなければなりません。

 

そして、「揉めずに問題を解決して」という内容ですが

「親子関係が良くない」と感じている時点で、

既に揉めています。

 

問題を解決していくには、

すでに揉めているということに気づき、

認める必要があります。

 

家業を持つ親子だからこそできる特殊な繋がり

家業を持つ親子は普通とは違うと書きましたが、

具体的にどのあたりが違うでしょうか?

 

発達心理学などでは、

通常の親子関係の場合、子は親に対して

2回の反抗期を持ちます。

 

1回目は2-3歳で現れる第一次反抗期(通称イヤイヤ期)

2回目は思春期とともに現れる第二次反抗期です。

 

人は第一次反抗期で自我を芽生えさせ、

第二次反抗期で親からの精神的な自立を果たすと言われています。

 

通常はこの第二次反抗期で、

親の価値観や生き方に疑問を持ちます。

そして、

自分自身の生き方、価値観を形成し、

親から自立することで大人になっていきます。

 

しかし、家業をもつ親子の場合、

精神的な自立を果たした後に、再び、

子が親からの教育を受けることになるのです。

 

何か行動をする際に親の許可がいる。

親の許可なしには勝手な行動ができない。

親の決めた方針で事業を展開する。

 

もちろん、これは仕事での関係になるのですが、

一度自立したはずの子供が親の監視下に戻ってくるという

特殊な状況であることには違いありません。

 

もう一度親の監視下に入るのですから、

通常の精神的な成長と同様に、

再び「反抗期」が訪れます。

 

これが、家業での継承問題になったり、

家業内での親子関係が悪化する原因です。

 

思春期の反抗期とは違い、今度の反抗期は

子供は精神的にも経済的にも自立しているので、

その反抗は親から見れば、より大きいものに感じるでしょう。

 

その大きさゆえに、問題も大きくなってしまうのですが、

それを乗り越えることで親子関係も、

家業もさらに良くなる可能性を秘めています。

 

守・破・離という言葉が良く使われますが、

3回目の反抗期は、

この破・離の段階で起こるものだと考えてもらえれば良いと思います。

家業を継ぐなら「離れる」ことを目指そう。

 

つまり、

家業での親への反発は、人間の発育でいう

「反抗期」にあたるものですから、

必要なものですし、

「自分の進みたい道」というものが明確になってきた証拠ですから、

ネガティブなイメージを持つ必要はないと思います。

 

親子だからこそ「当たり前」になってしまう現状

親子関係で揉めている、親に問題がある時に

何か解決策を提案しても、

「揉めたくないんです」

という答えが返ってくることがあります。

 

多分、普通の親子関係の人には理解できないでしょうが、

親子関係が完全に悪い、

誰が見ても「親子関係が壊れている」という人でも、

それが長年続くことで、

今の状態が「当たり前」になってしまいます。

 

当たり前になると恐ろしいのが、

「すでに揉めている」

という事実に気づくことができなくなるのです。

 

現状を変えていくには、

何かを「壊す」ことが必ず必要になってくるのですが、

人間はこの「壊す」という行為を本能的に怖がります。

 

これは、人間の「ホメオスタシス」という機能によるものです。

 

あなたを現状維持させて生命を守るために存在する

「ホメオスタシス」が、良いにつけ、悪いにつけ

精神的な変化も、物質的な変化も跳ね返してしまうのです。

 

人は問題を抱えると、

しばらくの間は、

なんとかその問題から抜け出すために手を尽くします。

 

ですが、しばらくすると、

その問題を抱えている状態が当たり前になり、

「揉めたくない」とか、

「家族を傷つけたくない」など、

別の目的を作り出して問題の解決を難しくしてしまうのです。

 

親子関係や、家族関係、そのほかの長年抱えている問題も含め、

「自分は問題を抱えている」ということを自覚し、認める必要があります。

 

さらに、現状を変えていくためには、

何かを「壊す」という行為が必要であることを

認めることが大切です。

 

もちろん、「壊す」というのは、

親子や家族を壊すということではなく、

「新しい関係を構築するために、現状の関係を壊す。」

ことが必要だということです。

 

壊れた車を直すには、傷んだパーツを変える必要があります。

 

親子関係も同じです。

 

壊れてしまった関係を修復するには、

その関係になってしまった理由を取り除き、

新しい「価値観」や「考え方」というパーツを入れ込む必要があるのです。

 

正しく「今」を認知する。

良好な親子関係は、家業を紡いでいく上で必要不可欠なものです。

土台となる、親子の関係が揺らいでいては、

素晴らしい家業も傾いてしまう危険があります。

 

ですが、親子という関係の特性上、

どうしても当事者が問題から目をそらしたり、

事実を捻じ曲げて解釈してしまうこともしばしばです。

 

現実を見誤ることは、どんなことにおいても

失敗の源です。

 

より良い親子関係、家業を築いていくためには、

今あなた自身が置かれている現実を正しく自覚し、

認めることがまずは必要です。

 

有名な孫子の

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。

という言葉にもある通り、

 

親と子が、自身を正しく理解することができるだけで、

現実の問題が、一気に動き出す例もたくさんあります。

 

見たくないもの、目をそらしたくなる部分も

確かに存在すると思います。

 

それでも、

未来のために、

あなたと家族の将来のために、

現実に目を向けて、自覚と正しい認識を得ていきましょう。

 

それでは。

 

もっと自分を出して生きていきたい・・・

親のいいなりはいやだ!という方にオススメの記事はこちら

家業を継ぐ人は「わがまま」な方が良い理由

あなたが半年間で「自分史上最高の後継者としての自分」を手に入れる

限定10名!特別無料トライアル無料セッション実施中!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください