2代目・3代目社長に必要な「自己認識力」

みなさんこんにちは。涌田です。

今日のテーマは、

 

・家業・事業を継いで経営者になったけど何を学べばいいかわからない。

・「経営者は孤独」と言われるけど、実際孤独をどのように乗り越えていけば良いかわからない。

・経営者として必要な資質は何か知りたい。

という方に向けて、

 

家業を継いだ2代目3代目社長に必要な「自己認識力」

 

についてお伝えしようと思います。

 

「外から観る力」が家業を継ぐ2代目・3代目社長には必要

「家業を継いだ2代目・3代目経営者に必要な能力」は、

様々なことが本やネットに溢れています。

 

例えば、

 

  • マネジメント能力
  • コミュニケーション能力
  • 財務管理力
  • 自己管理能力
  • リーダーシップ
  • 営業力

 

などなど、枚挙にいとまがありません。

 

ですが、

どの能力も実はある1つの「経営者としての能力」

が欠けていると十分な効果を発揮ないのをご存知ですか?

 

ある能力とは、

 

「自己認識力」と呼ばれる能力です。

 

心理学的に言えば「メタ認知能力」と呼ばれています。

 

“自己認識力”とは、

 

1970年代にアメリカの心理学者が定義した能力で、

“自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え

評価した上で制御すること”を意味します。

 

もっと平たく言えば、

 

「自分のことをどれだけ知っているか?」という、

「自分を理解する力」のことです。

 

家業を継ぐ2代目・3代目社長にはなぜ自己認識力が必要なのか?

なぜこの自己認識力が家業を継いだ2代目・3代目社長に必要なのか?

 

その理由は、

 

家業や事業を継いで失敗する経営者のほとんどが、

何が本当の問題なのか?

という、

「家業や会社をよりよくしていくための、

『本質的な課題・見落とし』を認識できていないからです。」

 

経営者として会社や事業の問題を解決し、

2代目・3代目社長として事業を成功に導くには、

本質を捉える必要があります。

 

ですが、残念ながら失敗する経営者、

2代目・3代目社長の多くは、

問題解決の本質にたどり着くことなく、

小手先の解決法で課題を解消しようとしてしまうのです。

 

本質を捉えないと、事業が危ない!

僕は家業である薬屋を継いだ当初、

売上が落ち込んだ原因は、

 

「社員の販売能力にある」

 

という認識をしていました。

 

 

だから、

商品である医薬品の知識や、

顧客とのコミュニケーション能力、

体や健康に関する知識など、

販売に必要な知識を取り込むことで、

 

顧客に対する

「販売能力」を引き上げることができれば、業績は回復するだろう。

 

という考えのもと、

自分も含めた「販売能力」を引き上げるための研修を積極的に取り入れました。

 

ですが、いくら知識を増やしたところで、

売上が一向に伸びません。

 

それどころか、

「おたくの社員は押し売りをするのか!」

 

というお客様の声が聞こえるようになってきました。

 

お客様の役に立つ知識・情報を得ているのに、

なぜこんなことが起こるのか?

 

僕は頭を抱えて悩みましたが、

ある時、休日に洋服を買いに行った時、

まるで自分たちの会社の写し鏡のようなお店に出会ったのです。

 

業績低下の本質は「売りたい」という意識が問題だった

 

その洋服店の店員さんは、

ファッションや流行などの知識がものすごく豊富で、

色々と僕に服や「いかにおしゃれに見せるか?」という方法を教えてくれました。

 

ですが、

その店員さんは「自分の価値観」を押し付けるだけで、

「僕が着たいと思う服」を全く理解してくれず、自分が欲しいものが結局わからなかった。

ということがありました。

 

その時に、

「あっ!ひょっとすると、「売る」ということばかりに課題を置いてしまって、

『お客様の役に立つ』という視点が消えてしまっていたのではないか?」

 

と気づくことができたのです。(服屋さんに感謝。)

 

その後、研修で、

「自分たちが薬屋としてどのようなスタンスで医薬品を販売するのか?という会社としての考え」

「そもそも相手に「物を売る」とは「その人の役に立つこと」という価値観の徹底」

 

を重点的に取り入れるようにしました。

 

僕も含め、販売員が当たり前にもっているはずの

 

「人の役に立つ」という価値観が、

いつの間にか無くなっていたことで、

 

販売力が低下し、会社の業績が落ち込んでいたのです。

 

この「売上の本質的課題」が明確になったことで、顧客満足度も向上し、

業績も格段に回復しました。

 

自己認識力が下がると、「自分たちの課題」が見えない。

そもそも人は、自分のことが見えにくい生き物です。

これは、「法人」つまり、会社や家業であっても同じことで、

 

自己認識力が低い人や会社は、

売上の低下や、社内の問題を人はついつい

「表面的なもの」が原因だと思ってしまったり、

最悪の場合、「他人や世の中のせい」にしてしまいます。

 

人が少ないから売上が伸びない。

最近の若者は根性がないからすぐに会社をやめてしまう。

時代の流れで自分たちは業績が悪くなっている。

 

僕の場合であれば、

売上が伸びないのは販売員たちの能力不足だ。

という風に捉えてしまいます。

 

残念ながら、

自分たちが解決すべき課題の本質が

見えていないと、どれだけ努力しても自体は全く改善しません。

 

家業・事業を継いだ2代目3代目社長は、

「自分たちの課題」の本質を捉えて、

「いかにその課題を解決するのか?」

 

を経営者として理解し、実行していく必要があります。

 

家業・事業の課題を明確にする自己認識力を上げる3ステップ

では、

「自分たちの課題の本質を発見するための自己認識力」

はどうやって養っていくのか?

 

自己認識力を上げるための方法は3つの段階があります。

3つの段階とは

 

  1. 会社。事業の理想像を明確にする
  2. できていること、できていないことを振り分ける
  3. なぜできていないのかの深掘り

 

という3ステップです。

 

この3つの段階を踏んでいくことで、

自分たちの課題が明確になり、

あなたが家業を継ぐ2代目・3代目社長として、

今よりも会社も人生も豊かにしていくことができるのです。

 

1.会社・事業の理想像の明確化

 

目標設定をしましょう!

という言葉は耳にタコができるほど聞かれていると思いますが、

そもそも「目標」とはなんでしょうか?

 

売上?

利益?

従業員の離職率?

収入?

 

経営者が目標と聞いて思い浮かぶものはおそらく「数字」だと思います。

 

この「数字」は、

家業・事業を継いだ2代目3代目社長にとって「必要な目標」ではありますが、

「十分な目標」とは言えません。

 

経営者・2代目3代目社長が設定すべき目標は、

数字だけではなく、

「いつ・誰が・どのような状態になっているか?」

という「数字では表されない未来のイメージ」も明確に持つことです。

 

僕の場合でいえば、

 

家業の置き薬では、

2030年までに、

顧客が月に1回の検診と年に1回の健康診断以外は病院にいく必要がなく、

健康的で、「死ぬまで元気な一生を送ってもらう」という目標があります。

 

クライアント様である家業の後継者、2代目3代目社長の方との共通の目標は、

セッションが終わった時には、

クライアントである2代目・3代目社長が自分と会社・家業の可能性を大きく広げ、

今まででは考えられなかったような事業やビジネスに取り組んでいる。

 

という明確な共通の目標をもって4ヶ月から半年のセッションを展開します。

 

 

なぜ数字以外の目標の明確化が必要なのか?

それは、「人間は感情の生き物だから」です。

 

人は感情によって支配されています。

 

感情に支配されているということは、

ワクワク感や、楽しいなど「ポジティブな感情」を抱くことができれば、

目標に対してどんどんと行動し、未来を切り開いていくことができます。

 

逆に、

なんの感情もわかない。

こんな目標達成できるのか?という不安などのネガティブな感情に支配されると、

行動できないどころか、

嘘みたいな儲け話に引っかかり、借金で首が回らない。

 

というような最悪の自体にもなってしまうのです。

 

家業・事業を継いだ2代目3代目社長は、

「未来に対して明確で明るいイメージ」を持つことで、

目標に向かってどんどんと進んでいくことができます。

 

2.できていること・できていないことの振り分け

 

ワクワクする・明るい未来をイメージできる目標が明確になったら、

実際にその目標を達成するために、

「できていること」・「できていないこと」

を振り分けていきます。

 

もちろん「目標に対して」ですから、

どれだけ多くの「できていないこと」があっても落ち込む必要はありません。

 

むしろ、

「できていること」が多いのであれば目標をより高いところに再設定する必要があります。

 

実はこの「できていること」・「できていないこと」の振り分けが、

“自己認識力”を上げるためにとても重要です。

 

この振り分けがないと、

「できていること」=家業・会社の未来に対して良い状態のもの

つまり、会社の「売り」を変えてしまったり、

 

「できていないこと」=課題に対して全く踏み込めない状態が起こります。

 

目標から考えて、できていること、できていないことを明確にすることは、

家業・事業の理想を具現化する上でもっとも重要なポイントなのです。

 

3.「できていないこと」の深掘り

 

「できていること」はすでにできているので、何もいじらなくて大丈夫です。

 

家業を継いだ2代目・3代目社長がやるべきことは

 

目標に対して「できていないこと」の深掘りです。

 

なぜ売上が上がらないのか?

なぜ従業員が自分のいうことを聞いてくれないのか?

なぜ従業員がすぐにやめてしまうのか?

なぜあの社員はいつもミスをするのか?

 

このような「課題」の原因をどんどん深掘りします。

 

この深掘りができていないパターンは、

 

売上が上がらない=販売員に売る力がない

なぜ売る力がないのか?=知識や情報が足りない。

 

という、

以前の僕のような「小手先の課題解決策」

に目がいってしまいます。

 

何段か深掘りができたな。

と感じたら「では、その本質は何か?」ということを

もう一度問いかけてみましょう。

 

僕の場合であれば、

  1. 売上が上がらない=販売員に売る力がない
  2. なぜ売る力がないのか?=知識や情報が足りない。
  3. なぜ知識や情報が足りないのか?=勉強不足
  4. なぜ勉強不足なのか?=仕事に対する情熱がない
  5. なぜ情熱がないのか=「お客様の役に立つ」という姿勢がない
  6. なぜ「お客様の役に立つ」という姿勢がないのか=忘れてしまっている
  7. 「お客様の役に立つ」という姿勢を取り戻すとどうなるか?=目標達成に近く

 

と、

深掘りをしていくことでどんどん本質が明確になってきます。

 

本質が明確になれば、

あなたが経営者として取り組むべきことがはっきりとしてきます。

 

さらに、本質が明確になり、その本質を見ると、

現状の問題解決が、あなたの家業や会社の目標に直結していることが見えてくるはずです。

 

「本質」こそ1番の近道

僕の場合の問題解決の本質は、”「お客様の役に立つ」という姿勢を取り戻す”という課題であり、

この課題を解決することは、

家業の目標に一番的確な方法です。

 

何が言いたいのかというと、

課題の本質を捉えて、その本質を改善、解消していくことが、

あなたの会社や家業にとって、

目標を達成するための1番の近道だということです。

 

小手先のテクニックや課題解決は、

どれだけ頑張ってもまた新しい問題や課題を生み出したり、

本質を改善するまでにとても長い時間を必要とします。

 

課題の解決に時間がかかりすぎると、

「あれ?自分は何を目標にしてたんだっけ?」

という感じで、あなたが本来目標としていた

「理想の未来」「ワクワクするような世界」

を見失ってしまいがちです。

 

なんども言いますが、人間は感情の生き物です。

 

経営者である2代目・3代目社長のあなたが、

ワクワクする、楽しい!というポジティブな感情を忘れてしまい、

「やらなきゃいけない」「問題を解決しないといけない」

という負の感情に囚われてしまうと、

 

会社全体が「負の感情」に囚われてしまい、

従業員の士気や業績にまで影響を与えてしまうのです。

 

 

あなたの会社・家業の目標を明確にし、

その目標を達成するために必要な「課題の本質」を捉え、

その本質をクリアすることが、

 

家業や会社の成長スピードを最も速いものにし、

ワクワクする、楽しい!というポジティブな感情を感じて

あなたも、会社も従業員も豊かな人生を手に入れられるのです。

 

「自分」の中に本質がある。

自己認識力を高めることができれば、家業・会社の課題解決や、

2代目3代目社長としての理想の未来を手に入れるスピードは格段に速くなります。

 

自己認識で本質が明確になり、人生が豊かになるということは、

 

問題・課題の本質は全て「あなたの中にある」ということです。

 

あなたの家業や会社、人生でさえも、

課題や問題の本質が、

「自分の外にある」という思考にならないことが大切です。

 

他人のせいにする。

世の中のせいにする。

先代社長のせいにする。

 

これでは、

「自己認識力」はいつまでたっても上がらず、

課題や問題の本質を捉えることはできません。

 

家業を継いだあなたの2代目・3代目社長としての人生は、

誰にも縛られるものではありません。

 

他人や世の中、先代社長でさえも、

あなたと会社が「豊かな人生を手に入れる」邪魔をすることはできないのです。

 

あなたもぜひ、自己認識力をあげて、

家業を継いだ2代目・3代目社長として、理想の未来、素晴らしい目標のために

本質を捉える人になっていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

あなたが明確な目標をもつために・・・

2代目社長にこそ必要な「素直なゴール」

 

 

 

 

 

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