2代目社長が他社で修行することって意味あるの?

みなさんこんにちは。涌田義信です。

 

今日のテーマは、

2代目社長が他社で修行することって意味あるの?

ということで、

 

・会社を継ぐつもりだが、修行すべきかどうか悩んでいる。

・次期社長となるために、何を学べばいいのかわからない。

・色々なことを学んできたけれど、まだ会社を継ぐ自信がない。

というあなたに向けて、

 

他社で修行する必要があるのか?

・そもそも何を学べば良いのか?

 

この2つについて書いていこうと思います。

 

社長になるために”修行”はいらない。

そもそも、なぜ家業を継ぐ後継者たちには、

修行が必要と言われているのか?

 

日本には

千日の勤学よりも1日の名匠

という、ことわざがあります。

 

自分で1000日勉強するより、

1日だけでも素晴らしい師匠に学ぶほうが効果がある。

 

という意味です。

 

たしかに、武道や哲学、華道や茶道など、

ある一つの道を極めていくためにはこういった

「師」

の存在はとても重要な存在となります。

 

他にも、大工や芸術家、美容師など

「専門職」になるのであれば技術の向上のために「修行」は必要かもしれません。

 

 

ですが、家業を継ぐ後継者

つまり、”次期社長”となるには修行は必要ありません。

 

むしろ修行をしてしまうと、

修業先で学んだ事が自分の全てのように囚われてしまう可能性があります。

 

なぜなら、修業先の先輩や師匠がドリームキラーになるからです。

ドリームキラーについてはこちらを参照

家業を継ぐあなたの前に現れるドリームキラー

 

自分以外の誰かの価値観に囚われてしまうと、

経営者として、あなたの才能を100%発揮する事ができなくなります。

 

「親方の哲学」から抜け出せない。

僕のクライアントさんで、ある業界の職人さんの方がいます。

その方は、辛く厳しい修行を経て独立しましたが、

 

一職人ではなく、「経営者」として成功したい。

 

という、

大きなゴールがある素晴らしい方です。

 

このクライアントさんとお会いして最初に感じた事が

 

「師匠」という存在が、

ゴールを達成するための最初のブロック(障害)になっている。

 

ということでした。

 

何をやろうとしても、

「自分はまだまだだから・・・」

という、

 

とてもセルフエスティーム(自己肯定感)が低い状態でした。

 

セルフエスティームが低いのですから、

もちろんエフィカシー(ゴールに対する自己能力の自己評価)

も上がりません。

 

なので、コース序盤のセッションでは、

親方のブロックを取り除くことに注力し、

今では、かなり前に進まれている状態です。

 

経営者・人間としての”ノウハウ”は学べない。

もし、さきほどのクライアントさんが、

一職人として生きていくのであれば修行は必要で、

素晴らしい親方に巡り会えたと思えたでしょう。

 

仕事における”修行”とは、

ノウハウや技術を学ぶためのものです。

 

つまり、

家業を継いでどんな事業を展開し、

自分の人生をいかに素晴らしいものにしていくか?

 

という部分が明確にある状態。

コーチング的に言えば、

大きなゴールがある状態であれば、

 

そのために必要な「学び」を修行で得ることもできます。

 

ですが、

ただ「家業を継ぐ」という理由で修行をすると、

先ほどのように、その修業先では技術やノウハウだけでなく、

 

あなたの生き方や、仕事に対する哲学に悪影響な

「囚われ」を吸収してしまう可能性があるのです。

 

できる経営者ほど、その道に詳しくない。

 

今話題のZOZOTOWNの前澤さんを知らない方はいないと思います。

ユニクロの創業者の柳井さんも皆さんご存知でしょう。

 

日本を代表するアパレル業界の2大経営者です。

彼らの服装を見た事がある人はわかると思いますが、

 

お世辞にも”オシャレ”だとは言えないと思います。

 

何が言いたいのかというと、前澤さんも柳井さんも

アパレル業界に身を置きながら、ファッション・アパレルに関する

修行はしていません。

 

彼らは、大きなゴールを掲げて、

「経営者」としてアパレル業界を選んだだけであり、

トレンドやファッションの知識は、他人に任せています。

 

どんな業界にも「昔からの慣習」というものがありますよね?

そんな慣習や制限はいるのか?と最初は思っても、

 

その業界に長くいればいるほど、

慣習に対する疑問や疑念を持たなくなってしまいます。

 

これが、修行をする時に将来のあなたを邪魔する

「障害(ブロック)」になってしまうのです。

 

家業を継ぐ人が得るべきもの

では、家業を継ぐ後継者は何も学ばずに、

好きなように会社を継いで社長になれば良いのか?

と言われると、そうでもありません。

 

経営者になる。

つまり、人の上に立つ存在になるのですから、

周囲の人は、あなたの「生き方」を見るようになります。

 

自分に自信がない。

目標もない。

会社を維持することしか頭にない。

 

こんな状態では、家業を継がせる側も心配でしょうし、

家業を継ぐ後継者自身も辛いはずです。

 

後継者に必要なものは「ゴール」と「エフィカシー」

 

家業を継ぐ後継者が必ず持っているべきもの。

それは、

 

「明確なゴール」と、

このブログの前半でお伝えした

「エフィカシー」です。

 

ゴールとは、あなたが心の底から達成したいと思える

「目標」であり、

エフィカシーとは、

その「目標を自分は絶対に達成できる」という

「自己能力の自己評価」のことです。

 

この2つさえあれば、どんな障害や問題も乗り越えていけます。

 

もちろん、このゴールとエフィカシーを高めていく前に必要なものがあります。

それは、

自分を肯定することです。

 

自己肯定感(セルフエステーム)が低い状態だと、

自分の感情や欲求に素直になる事ができません。

 

セルフエスティームの高め方

家業を継ぐならまずは自分を好きになることが大切

 

まずは、

 

自分の可能性が無限大であり、

あなたが成し遂げたいと思う事は、目指す価値のあるもので、

さらに、自分自身は価値のある人間である。

 

ということを、あなた自身が認められれば、

必ず、あなたは素晴らしい後継者になる事ができます。

 

 

家業は積み上げていくもの

これまでお話ししたとおり僕は、

家業を継ぐ後継者、

 

特に、次期経営者となる人にとって、

他社で修行をする意味はないと思っています。

 

なぜなら、家業を継ぐということは、

 

代々受け継がれてきたものや、

先代の残したものを受け取るだけではなく、

自分でさらに積み上げていくものです。

 

そのために必要なことは、

「あなた自身が家業でどんなことを成し遂げたいか?」

という大きな目標(ゴール)を設定し、

そのゴールに向かっていく自分に自信を持てるようになることです。

 

ノウハウや、技術はもちろん必要になるかもしれません。

ですが、それは自社でも学べることだと思います。

 

修行だと、ノウハウや技術、知識を覚えるスピードは、

確かに早いかもしれません。

 

ですが、その修業先で学んだことが、

家業を縛る障害になる可能性が非常に高い。

 

それは、修業先の先輩や師匠がドリームキラーになるからです。

 

次期経営者として、

本当にあなたが得るべきことは

 

セルフエスティーム

ゴール

エフィカシー

 

この3つです。

 

この3つが手に入れば、後継者として、

家業を継いで素晴らしい人生を歩んでいけるはずです。

それでは。

 

修行はしたい!でも何を学べばいいんだろう?

という方にはこちらの記事がおすすめ!

家業を継ぐあなたが、2代目3代目社長として作るべきもの

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ABOUTこの記事をかいた人

涌田 義信

【涌田義信】 奈良県生まれ 北海道在住 1988年生まれ 横浜市立大学を卒業後 某大手食品メーカーに就職し、1年半で退職。 その後、祖父の代から続く家庭用医薬品販売会社 わくた漢方(株)で3代目として活動中。 2代目社長・後継者にとって、 この世の中が「ホームグラウンド」になるための情報を発信中。